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2024年7月25日(木)、見学ツアーの方とともに、まずは私立駒場学園高等学校を訪問しました。
学校に到着!
図書館の入口では、文豪がお出迎え
図書館前の廊下には、文豪の身長がわかる展示が!
受付で、スタンプを押していただきました。
夏の100冊展示
オリンピックにちなんだ、フランスの展示
雑誌の種類が豊富です。資格に関するものも。
書架が並びます。
←書架の表示がとても分かりやすくなっています。
↑色分けもされています。図書委員による、館内案内
丁寧に説明していただきました。
外のガラスに「いぬ集めました」のかわいい展示もあり、ほのぼのしました。
駒場学園高等学校は普通科の他に食物調理科があり、高校卒業時に調理師免許を取得できる数少ない学校の一つだそうです。
レシピ本コーナーや雑誌コーナーには、他では見られないような専門的なものもありました。
展示や写真がたくさんあり、とても入りやすい雰囲気の図書館でした。
どうもありがとうございました。 -
2024年7月20日(土)、暑さに溶けそうな中、見学ツアー隊は宝仙学園に到着!
学校に到着! 図書館入口
入口の展示物「1学期のベスト10」
カウンターに並ぶ先生方の紹介本
校長先生の著書『できちゃいました! フツーの学校』も展示されています。
図書委員 おすすめの本
机では、
図書委員がしおりを作っています。
図書委員による館内案内
七夕飾り
短冊に願い事を書いて、飾っています。
本展示
手前の机の上には、図書委員による
図書だよりが展示されていました。
写真正面はカウンターです。
見学者の方に、
アンケートに答えてもらっていました。
館内をゆっくり見て、お話をし、楽しみました!
ありがとうございました。
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【開催校より】
30名ほどの方がいらっしゃいました。学校関係の方が多かったようです。 毎回、どのくらいの方が来校するか、予約制ではないため、予測不可能な状況でドキドキします。 みなさん、行ったことのない学校を見てみたいと仰っていて、それは私も同感です。 「チラシやホームページを見てきました」という方も多く、チラシやホームページがこのイベントに関心を持つきっかけになっ ていると感じました。 ご来校のみなさま、暑い中お越しいただき、ありがとうございました!! -
- 10代が本屋大賞作家と対話する 逢坂冬馬(あいさかとうま)さん講演会 2023年12月10日(日)開催
- 第25回(2023年) 図書館総合展 2023年10月24日~25日 パシフィコ横浜会場
【 図書館総合展「みちねこらぼ」& Library of the Year 2023 ライブラリアンシップ賞受賞の様子 紹介ページ 】
- みちねこステーション
スピーカーズ・コーナー 2023年10月25日(水)13:15~14:00 「みちねこらぼ」
みちねこ(木下通子)さんのイベントに、
スタンプラリー実行委員2名がゲスト参加しました。 - Library of the Year 2023 最終選考会 2023年10月25日(水) 15:30~17:00
第二次選考会で受賞が決定したライブラリアンシップ賞の表彰式も行われました。
- 東京・学校図書館スタンプラリー【2023年版】ポスターセッション
図書館総合展 ホームページ上での活動報告ページです。
- みちねこステーション
- IRI知的資源イニシアティブ主催 Library of the Year 2023 ライブラリアンシップ賞 受賞
2023年8月31日掲載 【 Library of the Year 2023 授賞理由 】
- 先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース 「Library of the Year 2023」受賞機関決定 2023年10月6日 掲載
- 第10回 東京・学校図書館スタンプラリー 2023年7月17日(月)~8月27日(日)
そのため、都内中高30校(国立2校・都立16校・私立12校)で開催いたしました。
参加者数:1318名[見学ツアー]9校の訪問で実施し、述べ23名(含:引率者)参加- ブックガイド「本の世界へ、出かけよう。ー学校司書が選んだ小中高生におすすめの本2023」作成(2024年3月末までPDFを公開)
- 第10回チラシ 表面 裏面 [ PDFファイル ]
- 第10回スタンプラリー参加校一覧
- 第10回スタンプラリー訪問レポート 各校の様子を写真で公開しています。
- 先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース 東京・学校図書館スタンプラリー 2023年7月7日 掲載
- Jcross 東京・学校図書館スタンプラリー2023参加記
・東京純心女子中学校・高等学校図書館 2023年10月20日 掲載
・東京都立広尾高校図書館 2023年10月27日 掲載
・東京都立大田桜台高等学校図書館 2023年11月1日 掲載
・東京都立小平西高等学校図書館 2023年12月11日 掲載
- 2023年7月22日~9月30日:都立多摩図書館イベント 夏休みの企画展示「みなさんの選書を応援しますー都立多摩図書館のおすすめ本ー」実施 … 東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会作成の『もっとある!学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本220』(ぺりかん社)収録作品も全点展示されています。
都立多摩図書館 企画展示「みなさんの選書を応援します」ページ では、開催の様子を紹介しています。
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「東京・学校図書館スタンプラリー」実行委員会では、現役の作家と中高生が直接出会う場を設けることで、生徒たちが刺激を受け、未来の作家や読者に育ってほしいと願っています。作家講演会は2016年度にスタートしました。今回は8回目で、久々の完全対面開催となりました。
2023年12月10日(日)の午後、都立立川国際中等教育学校・附属小学校ラーニングコモンズを会場として、小中高生対象の作家講演会を開催しました。今回は会場が広かったこともあり、小中高生46名、保護者8名、学校関係者31名で、合計85名の参加となりました。
今回の講演にお迎えしたのは、逢坂冬馬さん(逢坂冬馬さん Xアカウント、インスタグラムアカウント)です。逢坂さんは、埼玉県出身。2021年、『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞しデビュー。2022年、同書で第19回本屋大賞受賞。2023年、第2作となる『歌われなかった海賊へ』、姉の奈倉有里さんとの共著『文学キョーダイ!!』を出版されました。
今回の講演は、事前に集めていたアンケートからの質問に答えていただく形で始まりました。
まずは「作家になった理由」をお聞きしました。参加者の中に、小説家になりたいと考えている生徒がいたので、励ましの言葉とともに、小説を書くときのアドバイスをいただきました。
次に『同志少女よ、敵を撃て』については、マイノリティ、ジェンダー、そして出版後に始まってしまったウクライナ侵攻の話などについてじっくりとお話しくださり、参加者が皆聞き入っていました。
生徒からの質問にもたくさん答えていただきました。雪下まゆさんのすてきな表紙イラストのお話や登場人物の名前の決め方、小説の意義など、とても興味深く、あっという間に時間が過ぎていきました。中でも「共感」についてのお話は、今までの「共感」のイメージが変わる体験となりました。
今回、作家講演会のために貴重なお時間を提供していただきました逢坂冬馬さんに、深く感謝申し上げます。今後さらなるご活躍を心よりお祈りいたしております。
そして、「学校図書館は、あってよかったと思える場所」だと言っていただき、学校図書館関係者としてとても元気が出ました。どうもありがとうございました。
(東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会)
〈生徒の感想〉 抜粋 私はまだ書き始めですが少し小説を書いています。ですが最近何を書いていいのか分からずずっと書けていません。だからこそ今日の話を聞いてとりあえず最後まで書き切る、自分が表現したいこと、書きたいことを最大限の能力を使って書くことを意識して書こうと思うことが出来るようになりました!本当に良い経験になったと思います!
今日の講演会、本当にありがとうございました。
(中学1年生)歴史や経済、軍事についてもともと興味があった私にとって、「同志少女よ、敵を撃て」は更にこの世界にのめり込むきっかけになりました。
講演会でお話しいただいた、登場人物の話に関しては、ライバルであり、類まれなる才能を持った彼女なら物語終盤まで主人公とともに行動し、大きな活躍を成し遂げることだろうと思いました。ですが実際は形も残らぬほどあっさりと死んでしまった。あの場面を読んだときの衝撃はこころに刺さるものでした。この本は物語というよりも、実際にあったかもしれない戦争の一部始終を記録したのではないかと考えていました。そして今回お話を聞いてあの場面は戦争の無慈悲さを表しているのだと聞くことができ、すっと腑に落ちました。
(中学3年生)「同志少女よ、敵を撃て」は、今までの読書人生で一番泣きました。主要登場人物全員が、戦争のない世なら真っ当に生活できる善性をもつ人達なのに、戦争が殺し合わせ、人を歪めていくその描写がとても辛かったです。
ドイツ兵捕虜の尋問のシーンは辛いけど一番大好きなシーンです。戦争が歪ませるものの核心を見た気がしました。
今回の講演でより、本の解像度も深まりましたし、現実の戦争についての葛藤のお話もとても興味深かったです。
小説を通じて「共感できない」を「共感できる」枠に入れる、という解釈が、今まで戦争小説を読んで感じていた感覚を的確に表されていて、とても腑に落ちました。これからの読書、世界の見方についてもとても参考になるアドバイスをありがとうございました。
(高校1年生)質問に答えてくださり、ありがとうございました。
私は図書館司書になることが夢なので、逢坂さんの書かれる本のような登場人物を読者とつなげる読書体験を提供できる司書になりたいと思いました。かねてより逢坂さんの書かれる著書に影響を受けていたので、今回お話を聞くことが出来て大変勉強になりました。
次回作も楽しみにしております。改めまして、講演会に来てくださり本当にありがとうございました。
(高校1年生)とても貴重な講演を有難うございました。初めて自分の意志で講演に行くことに決めたのでとても良い記念になりました。
講演の中でも触れられていたのですが、『同志少女よ、敵を撃て』の登場人物の名前がすごく考えられていて綺麗だと思います。あと、タイトル回収が好きです。
読んでみたい、と思う題材がありすぎて書ききれないのですが、おもに戦争系です。個人的には、スペインが好きなのでスペイン内戦(ゲルニカ空爆)やベトナム戦争の中のアメリカサイドの枯葉剤作戦(植物好きの人物が自ら平和のために自然を壊していく的な話)あたりを読んでみたいです。
(高校1年生)武器が好きな気持ちと戦争を望まない気持ちの矛盾や葛藤は、私自身すごく感じていました。私の場合は、戦闘機がとても好きで作りたいけどそれは戦争に加担することなのかもしれない、と思い、進路選択に迷っています。だから、射撃に魔術的な魅力を覚えてしまう狙撃兵に少し共感していました。それに関する逢坂さんの考えが聞けてよかったです。
多様性を尊重しようとする現代の風潮の中で、人と違う部分を意識しがちだけれど、似ている部分だってたくさんあるよねっていうのを思い出しました。「自分が誰よりも知りたいと感じているから書く」という言葉が印象的でした。
お話全体を通して、理想を追い求めていいんだ、という気持ちになりました。共感不可能だと思ってしまうものに対して、相手の思いを想像することを諦めない自分でいようと決めました。
私も学校図書館の静かで明るい空気が大好きなので、それを肯定してくださったことが本当に嬉しかったです。質問に答えて頂けたのも嬉しくて、頑張って手を挙げてよかったです。ありがとうございます。
(高校2年生)