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2023年7月25日(火)、今日も暑い中、
見学ツアー隊は東京大学教育学部附属中等教育学校に到着!
入ったところや玄関で、ポスターがお出迎え。
図書館が見えてからの通路にもいろいろと展示があります。
見学者受付
図書委員がチラシにスタンプを押してくれました。
検索機とカウンター
新着本や雑誌の置かれているコーナーと、スタンプラリー冊子掲載本のコーナー
図書委員のおすすめ本とPOPの展示
りんごの棚
誰でも本が楽しめるようにいろいろな本を集めた棚とのことです。
LLブックや点字本などが並んでいました。
卒業研究の作品展示
卒業生の著書などの展示
見学者対応をしている図書委員
見学者に加え、図書館利用の生徒たちの出入りもありました。
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1校目プレゼントの冊子と、スタンプを押していただいたチラシ。
しおり作成コーナー
図書委員がしおりを作成中。
完成したしおり。
いろいろな方が来られていました。
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②7/22(土)、宝仙学園図書館へ行ってきました。普通教室の奥に図書館の入り口があって、
小ぢんまりとしていながら本のパワーにあふれた図書館という印象です。
入ってすぐに校内や図書館の見取り図と雑誌、
「1学期のベスト10」の展示があり、
百科事典などが置いてある参考図書のコーナーには素敵な丸テーブルがあり、
グループで楽しく調べ物ができそうです。
外国語にも力を入れているそうで、英語の多読の本もたくさんありました。
講演会に来てくださった先生の本を、回転本棚にポップ付きで展示していました。
この回転本棚は、上・中・下と分かれており、
それぞれに回転するのがとても便利そうでした。 -
都立多摩図書館では7月22日(土)~9月30日(土)、企画展示「みなさんの選書を応援します―都立多摩図書館のおすすめ本-」が開催されています。この展示に「東京・学校図書館スタンプラリー」が2019年に出版したブックガイド『もっとある!学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本220』(ぺりかん社刊)も一緒に展示されています。この企画では、都立多摩図書館の展示エリアで多摩図書館が作成したブックガイドで紹介している本の現物が展示されています。
会場に入ってすぐの正面に『おすすめの本220』で紹介している本が、ほぼ全点並べられています。本は分類記号順に並べられており、本から複製された紹介文も挟みこまれています。本を紹介するキャッチコピーや紹介文を読み、実際に本を手に取ることができます。200冊以上の本を一度に見る機会はあまりないので、実際に並んでいるのを見るのは壮観です。多くの方が実際に本を手に取り、見てくれるといいなと思いました。近くの柱には、実行委員長のコメントも展示されています。この本が作られた経緯や「東京・学校図書館スタンプラリー」について触れられているので、こちらも一緒にご覧ください。ブックガイドに込められたわれわれ学校司書の思いを知ることができます。
会場には一面に本が並べられています。担当者によると1000冊以上はあるのではないかとのことでした。読み聞かせに適した絵本から、中学生におすすめの本や高校生におすすめの本、大人に向けておすすめする本まで、幅広いジャンルの優れた本が集められています。どれも学校図書館にあるといい本ばかりです。学校図書館に関心のある方や、読書が好きな方はぜひ足をお運びいただき、新たな本と出合ってもらえるといいなと思っています。(東京・学校図書館スタンプラリー実行委員長 杉山和芳) -
「東京・学校図書館スタンプラリー」実行委員会では、現役の作家と中高生が直接出会う場を設けることで、生徒たちが刺激を受け、未来の作家や読者に育ってほしいと願っています。作家講演会は2016年度にスタートし、今回で7回目です。
2022年11月20日(日)の午後、目黒日本大学中学校・高等学校の図書館を会場として、中高生対象の作家講演会を開催しました。前回に引き続き、今回も図書館総合展に出展するとともに、希望する多くの方に視聴していただきました(図書館総合展・フォーラム「吉野万理子さんと中高生が語り合う!」)。オンライン参加者は30名を超え、北海道や山口県の方もおられました。
今年度の講演会にお迎えしたのは、吉野万理子さん(吉野万理子さん公式ブログ「ドラマデイズ」(吉野万理子BLOG))。です。吉野万理子さんは神奈川県出身。「葬式新聞」で「日本テレビシナリオ登竜門2002」優秀賞を受賞。2005年『秋の大三角』で第1回新潮エンターテイメント新人賞受賞。著書に『雨のち晴れ、ところにより虹』、『空色バウムクーヘン』など多数。『チームふたり』をはじめとする「チーム」シリーズ、『いい人ランキング』、『部長会議はじまります』、『強制終了、いつか再起動』、『崖の下の魔法使い』など、児童向け及びYA作品も注目されています。
講演はまず「十代の頃~作家になるまで」ということで、子どものころから吉野さんが感じたことや体験したことなどをお話しくださいました。次に『階段ランナー』、『恋愛問題は止まらない』の裏話を紹介していただきました。最後に、読書や出版業界、最近の本について今思うこと、として、最近の読書スタイルや、好きな本の翻訳家が訳した別の本も面白い可能性が大きい、という本の選び方もうかがうことができました。参加者からの質問にもいろいろと答えてくださり、生徒たちが聞き入っていました。吉野さんのお人柄が伝わってくるご講演でした。
また、会場に吉野さんの本をスタンプラリー参加校が持ち寄り、展示をしていたのですが、その展示に感心しくださり、後日、Twitter に投稿してくださいました。
今回、作家講演会のために貴重なお時間を提供してくださいました吉野万理子さんに深く感謝いたします。今後のさらなるご活躍を心よりお祈りいたしております。
「東京・学校図書館スタンプラリー」では、2023年も作家講演会を開催する予定です。
今年参加できなかった人は、来年を楽しみに待っていてください。
(東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会)
<生徒の感想> プロの小説家の方に会うのが初めての機会で、本当に実在するんだなと思いました。夢を持ち、それに向かって進んでいく人は、若いうちから直接関わっていると思い込んでいましたが、今のうちから夢に関係のあることに興味を持つのではなく、色々なことに挑戦することが大事だと思いました。貴重なお話を聞けてとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。(YH・中学生) 長い間しつこく夢へ向けて生きていくことが大切だと思った。いつあきらめるかではなく、その際限はないと思うべきだなと思った。今あることが思わぬ形で活きてくることがあり、多読による価値は様々な見聞にも活きていると思った。(KT・高校生)
『部長会議、はじまります』の文章がとても読みやすくて、今回お話をお聞きしたいと思い参加しました。吉野さんが文体重視で本を読んでいると聞き、とてもしっくりきました。(SA・中学生)
本日吉野さんが言っていた「お風呂での読書」は私もやっていて、普段読書している時とはまた違う感覚が味わえて楽しいですよね!
友人と一緒に小説を書き、同じ本について語り合えることが本当に楽しいです!小説家になることが夢で、最近はコンクールに自分の作品を出したりしています。今からしつこく頑張ってみようと思いました。本当にありがとうございました!!(KM・中学生)チームシリーズは、私が小学生の頃からの愛読書です。今回、あまり知らなかった作品づくりの舞台裏やおすすめの本など、さまざまなことを聞くことができて、とても楽しい一日でした。これらのことを知った上で、お話を改めて読みたいと思います。(KY・高校生)
本を書くようになったきっかけや思ったきっかけをたくさん聞けてとても興味深かったです。とくに多くの仕事を体験したことで本を書く時のヒントになっていて驚きました。また、電車で本を読んでいるとのことで、私もしているので嬉しかったです。お風呂の読書タイムは取ってみようかなと思いました。(K・中学生)
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