学校図書館スタンプラリー訪問記
昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校 図書室「Lib」(2025年8月20日訪問)
2023年にリニューアルされた昭和女子大附属中高の図書室を訪ねてきました。
文具メーカーと図書館メーカーがタッグを組み、旧図書室を改装。おしゃれでコンパクトながら、細部にまで工夫が行き届いた空間でした。
●正門より中高部建物へ
最初に正門よりはいって、守衛室で受け付けをします。このキャンパスには幼稚園から大学院があり、また人見記念講堂などもあります。
中高部は2棟の建物で、図書室のあるのは中高部2号館。
途中、昭和女子大学といったらこれというぐらい有名な「七人の妖精」たちの一体がお出迎えしてくれました。
●入ってすぐに広がる「お出迎えの場」
図書室は横に細長いレイアウト。中央にある入口から入ると、すぐ横には円形の書架があり、特別展示の本たちが出迎えてくれます。正面奥にはカウンター。人の出入りを一望できます。
「ようこそ」と語りかけてくるような配置で、最初の一歩からワクワクしました。
●左手はカフェエリア、右はレッスンエリア。
正面入口からみて左右に細長い図書室。全体をきちんと統一感ある雰囲気ながら、左右で全く違う空間設計です。
左手はカフェエリア。ここではリラックスしながら勉強したり本を読んだりできるエリア。音楽が流れ、飲み物もOK。フローリングの床が目印です。その隣の書架エリアは、カーペット。足元を見れば一目で「飲み物OKかNGか」がわかる仕掛け、なるほどなぁと感心しました。
右奥はレッスンエリア。グループ学習をしたり、閲覧席として利用したり、集中して学ぶ空間。
なお、自習室は別にあるそうです。
●図書ボランティア生徒さんたちのお出迎え
●図書ボランティア生徒さんたちのお出迎え
この日は図書ボランティアの生徒さんたちが迎えてくれました。
中でも「ウーパールーパー博士」ちゃんによる特別展示の解説は最高!
ただ知識を並べるのではなく、思わず笑ってしまう切り口で説明してくれて、すっかり惹き込まれてしまいました。
●こだわりと遊び心
館内のサインや展示はすべて同じフォントで統一。これが空間にすっと馴染む「統一感」を生み出していました。
一方で書架のあちこちにはぬいぐるみが並び、遊び心もたっぷり。また書架と書架の間には、イスもおかれていて、ちょっとそこで「読む」のにもちょうど良い配置。
●恵まれた学びの環境
さらに、この図書室に加えて附属大学の図書館まで利用できるとのこと。中高生にとって、これほど恵まれた図書館環境はなかなかありません。
●訪問を終えて
「機能性」と「デザイン性」、そして「生徒の参加」が見事に融合した図書室。
本に出会う場であるだけでなく、生徒が学びをつくり出す舞台にもなっていることが、とても印象的でした。
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