"レポート2024"カテゴリーの記事一覧
-
2024年7月30日(火)、午後の豪雨の予感がする曇り空の暑い中、三鷹中等学校を訪問しました。
生徒さんたちはとても礼儀正しく、挨拶してくれます。
図書委員がチラシにスタンプを押してくれました。
図書館の天井は高く、光が差し込む天窓があり、とても明るいです。
図書委員がおすすめする本
気軽に英語に触れる環境があって、それを有効に活用できる三鷹の生徒たちに感心しました。
-
2024年8月21日(木)、恵比寿駅から徒歩10分のところにある都立広尾高校を訪問しました。
正門
入口付近にはブックポストや開館情報、新聞ラックがありました。
図書館前のスペースには学習机、図書館の向かい側には進路室があります。
図書館で進路室の本も貸し出ししているそうです。
図書館入口
図書館前の様子
図書館に入って正面に、新着図書コーナーとくつろぎスペースがあります。
くつろぎスペースには絵本やマンガ、広高推薦図書コーナー等があり、大人気のスペースのようです。
「広高推薦図書」は図書委員と有志の先生がオススメする本を冊子にまとめたもので、入ってすぐの目立つ場所にコーナー展開されていました。
この人気スペース近くにはニーズの高い参考書や受験に役立つ本コーナーもあり、くつろぎスペースにある椅子を移動して参考書等を読む姿もよく見られるとのことでした。
人気スペース
広高推薦図書コーナー
カウンター周辺にはリンゴの棚や洋書コーナー、蔵書検索用パソコン、リクエストBOX等がありました。カウンター
りんごの棚
洋書・多読コーナー
このスペースは英語や国語、保健体育、探究などの授業でよく利用されているとのことでした。
見学したのは午前中でしたが、すでに勉強したり、本を読んだりする生徒の姿が見受けられました。
ちなみに、テスト前になると館内は満席になってしまうそうです。閲覧席
この日は中学生対象にした自由見学日でもあり、図書館にもたくさんの見学者が来ていました。 -
2024年7月29日(月)、東京都立農業高等学校を訪問しました。
農業高校は、全日制に5科{都市園芸科・緑地計画科・食品科学科・服飾科・食物科}、定時制に2科{普通科・食品化学科}が設置されていて、図書館は、全日制と定時制の両方の生徒が、それぞれの時間帯に利用しています。学校ホームページの“特色”に
〈駅近5分で「衣・食・住」を学ぶ専門高校〉
とある通り、京王線府中駅から徒歩5分で到着。暑さの厳しい日でしたが、ケヤキ並木の日陰の恩恵で、とても近いと感じました。美しく整えられた花壇も素敵。
(この並木の保護更新活動には、緑地計画科がケヤキプロジェクトとして取り組んでいるそうです。)校内では、いたるところで「衣・食・住」を感じます。途中の階にはドレスが飾られていました。
文化祭でのファッションショーで、服飾科は自分でデザイン・制作した衣装で舞台に立つそうです。
隣の敷地には、農作物販売コーナーや、卒業制作で実際に生徒が作り上げた庭園もありました。
図書館は廊下の突き当たり。扉まわりや壁が彩りよく飾られて、ワクワク引き込まれます。決して広くはない館内ですが、思わず本を手に取りたくなる展示の工夫が随所にありました。
←
入口すぐ課題研究に役立つ
展示の上段には、
美しさが目を引く
和菓子や朝顔などの本。小論文・志望理由書対策のコーナー → 夏の特集「海とさかなの本」
「アイスクリーム」
図書委員のおすすめ本は、全日制・定時制のそれぞれから。
全日制
定時制
雑誌ラインナップは、一般的なものに専門誌も加わって多彩。
蔵書は、専門分野の課題研究に必要な植物、園芸、家庭、農業などの分類が充実。
料理本の分類用に歴代司書が考案したシールは圧巻!
スタンプラリー参加者のためのクイズはとてもよくできていて、特徴的な蔵書に納得です。
普通高校とはひと味もふた味も違う学校の魅力を感じました。
その特色にそった、利用しやすそうな図書館でした。 -
2024年8月7日(水)の午前中に、目黒日本大学中学校・高等学校を訪問しました。
図書館入り口。面白そうな本に誘われて入っていきます。
まずはスタンプを押します。
かわいいカエルさんがお出迎え!
館内は明るく、書架も低めで見通しが良いです。
新着図書コーナー。
帯が活用されています。
おしゃれな雑誌架。近くの円形ベンチでのんびり読みたいですね。
新書コーナー。
思わず手に取りたくなります。
図書委員おすすめ本展示。
力作のPOPにも注目!教員のおすすめ本展示。飛び出ているしおりには「○○先生のおすすめ」と書かれています。
閲覧席。テスト前には全席埋まることも!勉強本コーナー。よく読まれるので展示にまとめたそうです。
この日は午後にメンデル工房の先生をお招きして行うスペシャルイベント「ハーバリウムをつくろう!」があるとのことで、伺ったときには準備をされていました。図書館は創造の場でもある、と実感できる素敵な企画ですね。
見学をしていて特に印象深かったのは、たくさんの本の表紙が目に飛び込んでくること。中央の柱の各面も展示等に活用されていて、本との出会いを作るための演出が光っていました。
木のぬくもりを感じながら、本を片手にいつまでもくつろいでいたくなる、そんな空間でした。ありがとうございました。
-
2024年7月25日(木)、都立国分寺高校を訪問しました。
正門から階段で2階へ。図書館入口が見えました。
文化祭に向けて、図書委員会の設置した古本募集ボックスが道中にいくつかありました。
電気スタンドと消しかす用の小帚とカス入れが1つずつ据えてあります。
自習スペースとしての需要が多いのでしょうか。
出入口を入ってすぐのカウンターでも図書委員さんが勉強していた様子。スタンプを押してくれました。
されがちな自習スペースを廊下等でフォローしている様子です。
科学道の展示は高さを使って展開していました。 新書と進路の冊数も多いです。東京新聞の大図解も登録して検索できるようにしているのですね。
新書・新聞をどんなときにどう活用するとよいか、の説明書きが親切でした。
楽しみ読書ばっかりに図書館を使ってた高校時代にこういうの知っとけばよかったな…
探究授業のための「朝日けんさくくん」の案内に並んだ歴代の探究レポートが冊子になっています。濃密な内容ばかりでした…
洋書が多いです。洋書は買うとなかなか除籍や入れ替えができない懸念があるものですが、話題作や名作の英語版、英語科の先生の選書、生徒要望などもあるそうです。
夏休み中にもかかわらず自習のかたが10人ほどもいたのでおじゃまにならない程度に、あちこちしっかり見せていただきました。
司書さんから図書委員さんの活躍ぶりをいろいろと聞かせていただくこともできました。
ありがとうございました。