目黒駅で下車し、大通りを歩くこと5分、裏路地にはいるとそこに目黒日本大学中学校・高等学校があります。大通りとは一線を画した、学校にふさわしい静寂な空間が広がっていました。(2025年8月20日訪問)
学校全体がコンパクトな分、図書館もコンパクト。でも「小さいからこそ工夫できる」魅力があり、コロナ禍をきっかけにさらに工夫が進化していたのが印象的でした。
ICT支援員も常駐
入口に入ってまず目を引いたのは、ICTサポート窓口でした。
学校図書館は「情報センター」の役割を担っていますが、インターネットを介して知識を得ることが当たり前となった今、図書館内にICTサポート窓口があるのは非常に心強いことです。
単なる読書空間にとどまらず、調べ学習やICT利用を支える体制が整っているのは、生徒にとって大きな強みだと感じました。
コロナ禍が生んだ“人気の自習スペース”
コロナ禍で導入された閲覧席の仕切りが、そのまま「個別ブース型自習スペース」として定着していました。
仕切りは取り外し可能で、普段は自習席として、授業やグループワークの際には閲覧席に早変わり。限られたスペースを柔軟に活かすアイデアに感心しました。
生徒は利用する際に入口にあるホワイトボードにマグネットを置き、一覧表に自分の名前を書き込む方式です。
当日も自習目的で出入りする生徒が途切れず、図書館が「学びの拠点」として確実に根付いていることを実感しました。
訪問を終えて
目黒日大の図書館は、コンパクトながらも時代の変化に合わせて進化している空間でした。
ICT支援員の存在と、自習席をめぐる細やかな工夫は、生徒たちの学びを支える力強い仕組み。
また掲示も柱等を有効活用し、目で見て楽しめる展示もたくさん。「限られたスペースでも柔軟な工夫でここまでできるんだ」というヒントをたくさんいただきました。
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