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2025年7月23日、駒場学園高等学校の図書館にお邪魔してきました。
駒場学園は、3コースに分かれた普通科の他に食物調理科もあり、3学年で千人を超える大きな学校で、校舎はとても広くて綺麗でした。
事務室に来校したことを告げると図書委員さんが迎えに来てくれて、図書館へ向かいます。
図書館近くのピロティには、「羅針本」の展示がありました。
更に廊下にあったのは、文豪の身長に関する展示です。
肖像の展示はたまに見ますが、身長という切り口は珍しい…!
面白い図書館の予感がします。
図書館に入るとすぐ左手にカウンターがあり、右手には、黄色い本がずらり。
「BOOKS WITH YELLOW~ひまわり色の本~」という展示がありました。
黄色い表紙の本って、こんなにいろいろあるんですね、すごい。
また、このテーマに合わせたのか、図書館のそこかしこにひまわりの花が飾ってあって、とても華やかでした。
そして正面には「羅針本」の展示がありました。
これは駒学の先生方が推薦する本を集めたものですが、図書館の中やピロティに展示するだけでなく、冊子にまとめて配布しているそうです。
教科の先生方だけでなく、事務や守衛さん、用務さんのおすすめる本も載せていたのが印象的でした。
マンガや広辞苑も紹介されていて、バラエティが豊富です。
その他にも、新着図書はもちろん、SDGsに合わせた展示や、探究のためのコーナー、「地図/旅の本」の展示など、楽しそうな展示がたくさんありました。
本棚も、どんな本がその棚にあるのか内容ごとに色を分けて丁寧に表示されていて、とても使いやすそうです。個人的には電子黒板というのか大きなサイネージがあって羨ましかったです。
この日は図書館の基本的な説明を表示していました。
よく生徒に「いつ開いてる?」「何冊まで借りられる?」と聞かれて「オリエンテーションで説明したんだけどなあ」と思うことがありますが、これがあればそんなこともないかも…。
学校の規模から考えると図書館はこぢんまりとしているように感じられましたが、工夫たっぷりで使いやすく、楽しさや面白さがギュっと詰まっていました。
そしてなんといっても図書委員さんの説明がとても丁寧で、私達にもおすすめ本を聞いてくれたりして、本と図書館が好きなんだなというのが伝わってきてよかったです!
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学校図書館スタンプラリー訪問記昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校 図書室「Lib」(2025年8月20日訪問)
2023年にリニューアルされた昭和女子大附属中高の図書室を訪ねてきました。文具メーカーと図書館メーカーがタッグを組み、旧図書室を改装。おしゃれでコンパクトながら、細部にまで工夫が行き届いた空間でした。●正門より中高部建物へ最初に正門よりはいって、守衛室で受け付けをします。このキャンパスには幼稚園から大学院があり、また人見記念講堂などもあります。中高部は2棟の建物で、図書室のあるのは中高部2号館。途中、昭和女子大学といったらこれというぐらい有名な「七人の妖精」たちの一体がお出迎えしてくれました。
●入ってすぐに広がる「お出迎えの場」図書室は横に細長いレイアウト。中央にある入口から入ると、すぐ横には円形の書架があり、特別展示の本たちが出迎えてくれます。正面奥にはカウンター。人の出入りを一望できます。「ようこそ」と語りかけてくるような配置で、最初の一歩からワクワクしました。●左手はカフェエリア、右はレッスンエリア。正面入口からみて左右に細長い図書室。全体をきちんと統一感ある雰囲気ながら、左右で全く違う空間設計です。左手はカフェエリア。ここではリラックスしながら勉強したり本を読んだりできるエリア。音楽が流れ、飲み物もOK。フローリングの床が目印です。その隣の書架エリアは、カーペット。足元を見れば一目で「飲み物OKかNGか」がわかる仕掛け、なるほどなぁと感心しました。
右奥はレッスンエリア。グループ学習をしたり、閲覧席として利用したり、集中して学ぶ空間。なお、自習室は別にあるそうです。
●図書ボランティア生徒さんたちのお出迎えこの日は図書ボランティアの生徒さんたちが迎えてくれました。中でも「ウーパールーパー博士」ちゃんによる特別展示の解説は最高!ただ知識を並べるのではなく、思わず笑ってしまう切り口で説明してくれて、すっかり惹き込まれてしまいました。●こだわりと遊び心館内のサインや展示はすべて同じフォントで統一。これが空間にすっと馴染む「統一感」を生み出していました。一方で書架のあちこちにはぬいぐるみが並び、遊び心もたっぷり。また書架と書架の間には、イスもおかれていて、ちょっとそこで「読む」のにもちょうど良い配置。●恵まれた学びの環境さらに、この図書室に加えて附属大学の図書館まで利用できるとのこと。中高生にとって、これほど恵まれた図書館環境はなかなかありません。●訪問を終えて「機能性」と「デザイン性」、そして「生徒の参加」が見事に融合した図書室。本に出会う場であるだけでなく、生徒が学びをつくり出す舞台にもなっていることが、とても印象的でした。 -
都立西高等学校 図書館見学
2025年8月5日(火)午前、都立西高校へ行ってまいりました。
アクセスはいろいろありますが、私は西荻窪駅から地域コミュニティバス「すぎ丸」に乗り、西高校正門前で 下車しました。
エレベーターに乗り3階へ。
西高校、日比谷高校、国立高校それぞれの図書委員の交流(頭文字をとってNHK三校交流会)が紹介されてい ました。活発ですね。図書館に入る前からウキウキします。↓
生徒が直接、地元の書店で本を選ぶ「ブックハンティング」の様子なども展示されています↓
生徒が案内してくれました。
偏差値上位校あるあるで、生徒は耳鼻ピアス、化粧、髪型など自由で、制服もな く、自由な雰囲気の学校です。
蔵書数は42,000冊。座席は司書室を中心に二つに分かれていて、横長で広いで す。
そして、さすが進学校。座席は勉強する生徒でかなり使用されていました。
↑ 西高が発行している「書窓」と 校内の泉に設置されているペリカンをモチーフにした、生徒作 の消しゴムハンコで作られたオリジナルしおりです。 この消しゴムハンコは、学校図書館スタンプラリーにも使用され ています。
↓ 校内でおこなわれたビブリオバトルのチャンプ本
↓ 西高が舞台の「スキップとローファー」(高松美咲著)がサイン入りで 置かれていました。
↓ 探究論文参考資料コーナー。 2年生に進級すると、自分が好きなテーマで1年かけ て論文を書きます(探究論文)。 ここには論文執筆に役に立つ資料と、過去2年分の論文のファイルが置いてあります。
↓ 生徒たちの生徒たちのポップ付きの紹介本
↓ 西高出身者の著作。 阿刀田高氏、黒井千次氏、藤原正彦氏、 鎌田實氏などの著作があります。
生徒たちの出入りもあり、夏休みも活気あふれた図書館でした。
ありがとうございました。 -
錦城高等学校 図書館見学
2025年8月22日(金)午後。錦城高等学校へ行ってまいりました。
アクセ スはいろいろありますが、私は武蔵小金井駅からバスで向かいました。
錦城高校前下車。
1階にありました。男女共学の私立高校。1学年12~13クラス×3学年。図書委員はクラスから2名選ばれ、全部で70名以上いるそうですが、今回はその頂点に立つ委員長に図書館を案内していただきました。
ちなみに委員長のお気に入りの作家は米澤穂信さんだそうです。
図書館の蔵書数は約50,000冊。
図書館は、廊下を挟んで図書側と座席側に分かれています。↑ 本屋大賞に関する本があります。
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↑ 戦争・紛争に関する本もまとまっています。↓ 書架の脇には生徒が作ったポップが掲示されています。
↑ 赤本は、座席側の書架にありました→図書委員は、選書に参加することもあるそうです。
委員会活動が活発なのですね。
↑ 背が高い書架。委員長に並んでもらい比較してみます↓ 今年度スタンプラリーで紹介した本も特集されていました。
↓ 選挙に関する本と
↓ 戦後80年に関する本
この展示は、先生が指定するお題にあわせて図書委員が選んだ本だそうです。
最後に、しおり作りを体験しました。
黒の台紙か透明な台紙かを選び、
あらかじめ切ってあった星や月などを入れていきます。
私は透明の台紙を選びました。
図書委員がラミネートして熱を加えると、
こんなかわいいしおりが出来上がりました↓
とても使いやすく図書委員の図書好きが伝わってくるような、あたたかくて素敵な図書館でした。
ありがとうございました。