"レポート2025"カテゴリーの記事一覧
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8月21日(木)に東京学芸大学附属世田谷中学校(世中)を訪問しました。
この日はスタンプラリー開催日の初日で、10:00~16:00の開館でした。↓館内全体の様子と館内図です。
↓ホワイトボードには全学年の授業利用状況が一覧で把握できるようになっていました。
色のついた丸の中には「聞く」や「話す」、「読む」などが書いてあり、その授業で育つスキルが一目瞭然です。
↓年度の初めに、国語の授業で分類クイズをしたときに使ったキットがありました。
各分野から猫の本を持ってきて、どこの類の本かをあてるクイズでした。生徒にはちょっと難しいものもあったようで、わりと盛り上がったとのことでした。
↓分類クイズの時に一緒に配ったアイテム
↓ボイスフレンド体験のイベントの様子です。
館内のタブレットを持ってスタート地点へ行くと、ピロリンと音がして、生徒(図書委員)の声が聞こえてきます。それは、ひとつのお話になっていて、そのストーリーに沿って移動すると、生徒のおすすめ本に出会える仕組みでした。全てのポイントに行けば館内を一周できるように工夫されていました。また、おすすめ本をただ手にとるだけではなく、きちんと開いて中まで見るような仕掛けがあり、面白かったです。
↓レゴコーナーがありました。
美術の先生の提案で設置されたそうです。定期的に美術の先生がテーマを出しているとのことでした。生徒の反応としては、グループでやりに来るよりも、一人で来る子が数人集まり、それぞれ作りたいものを作っているようです。
↓テーマと使い方
↓色分けされたレゴBOX
↓完成品?
この日は、午後に附属世田谷小学校の教諭と司書による音楽ブックトークイベントもありました。
今年は第二弾とのことで、テーマは「知らない世界に行ってみよう!」でした。
(第一弾の様子は2024年のレポートをご覧ください。)今年のブックトークのリストはこちらです。
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2025年7月25日(金)、ドルトン東京学園中等部・高等部を訪問しました。
最寄りのバス停を降りて少し歩くと、校舎が見えてきました。
右の建物が、STEAM棟とよばれる建物で、こちらの2階に図書館(ラーニングコモンズ)があるということです。
2階に上がると、開放感があって明るい空間が、目の前に広がりました。
中央には、人工芝のスペースも!
こちらへは靴を脱いで入るそうです。
図書委員の方に案内していただき、最初のスペースへ。
テーブルには小さなスタンプが置いてあり、最初に配られたスタンプ用紙に押しました。
スタンプが置いてあるポイントをたどりながら館内を巡るスタイルで、ワクワクしました。
書架は高さや形が様々で、配置されている本のジャンルごとにイメージも変わり、それぞれの世界観を楽しむことができます。
ここにもスタンプが!
気になったことをメモするのに便利そうな、かわいい机です。
館内には座席があちこちにあり、一人で静かに学習したい時、数人で話し合いたい時、クラスで発表したい時など、様々なニーズに応えるつくりになっています。
新着図書や、多くのテーマ展示もあり、本を手に取りやすくなっています。
そして、過去のレポートや作品がたくさん置いてあり、後輩たちが参考にできるようになっています。
こんなすてきな作品も!
古文の授業で、グループごとに和訳して巻物風に仕上げたものだそうです。
館内を巡ってスタート地点に戻ってくると、芝生の中心にもスタンプがありました。
好きな本を持ちこんで、ゆっくりくつろぎたくなる空間です。
図書委員の生徒さんが受付や案内を担当してくださって、館内を楽しく見学することができました。
書架も座席も多様で、利用者それぞれが自由に活用できる、すてきな図書館でした。
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2025年8月20日(水)、玉川聖学院中等部・高等部の情報センター(学校図書館)を見学しました。
玉川聖学院は、東急東横線の自由が丘駅から徒歩約6分、東急大井町線の九品仏駅から徒歩約3分の、閑静な住宅地の中にあります。
スタンプラリーのポスターの案内に従って、迷うことなく情報センターに辿り着きました。
この日は学校説明会も開催されていました。
入口の横には大きな掲示板とベンチ、返却ポストがあります。
入って正面の展示は「Summer Books」! 夏に読みたい様々なジャンルの本が展示されています。
入口右手には「ネタのタネ」コーナー。
新聞記事の切り抜きで話題のニュースをピックアップしながら、関連する図書資料を紹介しています。
大きな球体が目に飛び込んできました。デジタル地球儀「触れる地球」です。
地球の温暖化や、台風や津波の発生過程などを体感できる「触れる地球」。酷暑の今夏、気候変動にますます強い危機感を抱きます。
館内はコーナー展示が豊富で、どこから行こうかとわくわくしながらじっくり見て回りました。
「10代がえらぶ海外文学大賞」コーナーには、ノミネート作品をはじめとした海外文学作品がズラリ!
生徒が作成したPOPも力作ぞろいです。
「10代がえらぶ海外文学大賞」は、「もっと10代のみなさんに海外文学を!だって、面白い作品がたくさんあるから!」という思いから生まれた文学大賞で、玉川聖学院の司書教諭・鳴川浩子先生も第一次投票選考委員のメンバーとして関わられています。
記念すべき第1回の大賞は10月に発表予定です。どの作品になるか楽しみですね!
こちらのコーナー以外にも9類(文学)の書架は海外文学がとても充実していました。
今年は戦後80年の節目の年です。
戦争と平和についてじっくり考えさせられるコーナーが要所要所に設えられていました。
「6月23日 沖縄慰霊の日」
「考え続けよう「戦争」と「平和」」
「考え続けよう 私たちの戦後責任~第二次世界大戦」
館外には「戦後80年」と題して「ヒロシマ」「ナガサキ」「オキナワ」「終戦記念日」「記憶の継承」に関連した新聞記事やポスターが掲示されていました。
「アンネ・フランクの世界」。
ここには『アンネの日記』のアンネ・フランクに関する資料が集められています。
玉聖の先生がアムステルダムで買ってきてくださったという、アンネの家の模型が展示されていました。
立体的に目に訴えかけてきます。
中1の社会科の夏休み課題「歴史調べ」に関連した資料やコーナーも充実!
「探究」の手順をいつでもすぐに確認できるフローチャートも掲示されています。
「りんごの棚」には、LLブックや布絵本、点字図書が配架されています。
点字新改訳新約聖書『ルカの福音書』など、貴重な資料も!
キリスト教教育の玉聖らしい蔵書に目を見張りました。
楽しい仕掛けも館内あちこちに。
ルービックキューブや知恵の輪、けん玉が自由に手に取れるコーナー。ボードゲームもありました!
「体・心・頭を使って遊ぶ3つのルール」が明文化されています。
とにかく見どころ満載で、館内すみずみまで知的好奇心を刺激する仕掛けと工夫に溢れていました。
足を運べば自ずと学習意欲が湧いてくる、そんな素敵な情報センターでした。
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2025年8月4日(月)、明治学院高等学校に生徒と共に訪問しました。
情報科室や国際交流ラウンジ、多目的教室に隣接する図書館は、校舎入口すぐ横にあって、とてもアクセスが良い場所にあります。
図書館入口には、新着図書がずらりと並んでいました。開館中は、自由にガラスケースを開けて借りられます。
図書員の生徒さんが、丁寧に館内を案内してくれました。
木のぬくもりとアッシュグリーンの書架の色合いがとても落ち着いた雰囲気を出しています。
外の喧騒を忘れて、ゆっくり過ごせる時間です。
今回は、特別に書庫も見せてくれました。普段は生徒も入れないそうです。
図書委員の活動の展示。
毎回みんなでテーマを何にするか話し合って、それぞれが本を選ぶそうです。
絵本架には、かわいいミニチュアが!
「図書館クイズ」にも挑戦。
これがなかなか難問で、答えが載っていそうな資料をみながら、かなりの時間をかけて解きました。
3年前に改築した新しい図書館で、明治学院の古い歴史にも触れられる良い時間となりました。 -
7月24日午前10時、駅に集まったスタンプラリーツアー一行は、
「駒場4校企画」第1校目である都立国際高等学校に向かいました。
あと一息で、国際高校に到着!
図書館公開と「駒場4校企画」のポスター
校舎の3階にある図書館前に到着
図書館入口左手にはガラス戸棚の展示コーナー。テーマは「本で旅する」。ビジュアルに特化した展示で、存在感があります。
入口右手側には掲示板。新聞1面の読み比べ。こうやって並べてあると、新聞社によって違いがあるのがわかって、思わずじっくり読み比べてしまいます。
書籍の背部分の写真を利用した新着図書の紹介方法。斬新です!
この方法だとカバーデザインの著作権を気にする必要がないので、いいですね
。手書きのコメントもカラフルでステキ!マネをしてもいいでしょうか⁉
新聞コーナー。英字新聞もあります。
書架の掲示物。もちろん英語も。
雑誌コーナー。洋雑誌がたくさん‼ 中国語の雑誌もあります
「何語で読む?」コーナー。日本語×外国語のペアを展示したもので、
外国語図書が6000冊以上ある国際高校図書館ならではの展示です。
日本語図書、外国語図書が混配されている書架。
外国語図書にはカラーシールが貼られていて、
一目で言語が分かるようになっています。ちなみに赤色は英語だそうです。
ハリーポッターの日本語、外国語バージョン。
閲覧机の上には、図書委員会作成のPOPと本。
「図書委員」サインまわりのにゃんこは図書委員作だとか。
国際高校図書委員会のマスコットキャラに昇格する日も近いかも⁉
別の閲覧机では、「トルコ折り」の体験会も実施されていました。
トルコ折りされた「駒場街歩きマップ」。
コンパクトに折りたためて、
持ち歩きしやすそう!
『文房具語辞典』の中にトルコ折りの項目があるそうです。
国際高校の図書館は日本語と外国語が共存する”多文化共生”の空間でした。
「日本語も外国語もあって当たり前」
─この感覚は将来、武器になるのだろうなと思いました。
また、スタンプラリーでお邪魔している間も、生徒さんたちがどんどん入ってきて
自習に取り組んでいました。活発に利用されている図書館なんだなと、
見学者という立場でしたが、同じ高校図書館司書としてうれしく感じました。
知的好奇心が刺激される、楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました!